飛べない鳥は森の中。-Ⅲ-
誰かが私の名前を呼んでいる。
ー目を覚ませ、まったく貴様は・・・ー
ー痛・・・。だって***がー
ー*さん・・・ww周りをよく見たほうがいいよ?wー
ー・・・。*、帰ろう?ー
ー**・・・!そうだね!皆で帰ろう!ー
ー全く・・・話を聞いているのか*ー
ーまあ良いじゃん?wここまでの幸せ、そうすぐには見つからないよ?ー
ー・・・そうだな。だが・・・あのドジさ、これから大丈夫なのか・・・ー
ー**~!***~!おいてくよー?wー
ーホラ、行こう?・・・・・・?**さん?ー
ー**、速く!ー
ー・・・。あ、すまない。帰ろう。ー
ー・・・変なの。**さんー
ーあんた等おせえよ!ー
ーほら!怒っちゃった!!**さんのせいだ!ー
ーふん・・・。ー
ー・・・帰ろうよー
ー**が眠いんだって言ってるの!ー
ーそかそか!速く帰ろ!ー
*
彩「・・・ん。」
気がつくとここは・・・自分の部屋だ。
何をしてたんだっけ?ああ、リュピが・・・
寝てたのか。・・・という事はこれは夢?
・・・いや、寝てたというより気絶してたんだな。うん。
それにしても、あの夢は一体なんだったんだろう。
懐かしいなあ・・・
ん?何でそう思うんだ?
こんな思い出なかったはずなのに。
あ、あの娘は?
とりあえずリビングに行こう。
*
彩「・・・!」
飛べない鳥は森の中。-Ⅲ-END